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 2003/10/11 模範タクシーで仁寺洞へ

ここへは模範タクシーで来てみた。地下鉄でも近い場所なのだけど、滞在中一回は自力でタクシーを利用してみたかったのだ。日本語は通じなくても、窓からおじさんにアイコンタクトをとって行き先を言えばOKだった。ドアが開くのを一瞬待っていた自分がおかしかったよ。(韓国は手動です。) ぶーつーかーるー!てくらい他車と密接状態で走行しながらも、無事到着。韓国のドライバーは無謀なのかせっかちなのか、それとももしかして最高級のドライブテクをもっているのか?謎だがすばらしい運転だった。

ロッテデパート界隈から乗って1600ウォン(160円)。安いー。タクシーをうまく使えば時間を節約できるね。ただし、ぼったくり、渋滞で進まない、・・などもあるから、注意は必要らしいけど。

今回、わたしが一番来たかったところ「仁寺洞」。 北海道で言えば、小樽運河沿いをギューッとひとつの通りに詰め込んだような場所ってところかな。 とーってもいい感じのところだったけど、心なしか演出された観光地特有の“軽さ”も感じてしまい、少しだけ残念にも思った。 買い物するぜー!って意気込んでいたけど、気になるショップをひとつずつのぞいているうちにお腹いっぱいになり、結局ぜんぜん買ってこられなかったし。

でも、メイン通りから少し外れた脇道や裏路地をぼんやりだらだら歩いているときが一番たのしかった。
突き当たりに行き詰まったり、大きなカメ(壺?)が並んでいるあやしい裏路地をコソコソ歩いたり、昔の名残を残している民家を見つけたり・・・これぞ、わたしの望んでいた昼下がりの仁寺洞ウォーキングだったよ。
んー 満足!

しかし・・・ 今回の旅では諦めていたとは言え、この界隈を歩いているときだけはさすがにLOMOがあればーって思った。実際、デジカメですら撮る余裕はあまりなかったのだけどネ。一眼レフを持った一人旅らしき人も何人かいたよ。いい感じの写真スポットなんだな。

仁寺洞ギル(メイン通り)から裏路地を見る。→
ゴチャとした路地の向こうに見える近代的なビルは鍾路タワー
画像にそっとマウスをのせてみて。 モノクロからカラーに変わります。 どちらでもいいフインキなのだ。




 2003/10/11 強気でがんばれ!ニホンジン!

通りではいろんなものが気軽に食べられるけど、見てるだけでお腹いっぱいに。 唯一、立ち食いしたのは、「クルタレ」だけ。 どうしても買ってすぐ食べてみたかったのよね。
味はおいしかったのだけど、歯にくっついてマイッタわ。
←この二人のにーちゃんがカタコトで説明しながら実演してくれます。ちょっとでも目を離すと「ハイー チャント ミテテー!ココ ダイジー!」って釘付けになることを強要します。とくに若い娘さんに。よって、わたしたちシスターズはそっちのけ。 オィッ! そんなことでいいーのか!?

メイン通り沿いにある韓国版「スターバックス」。→
ハングル文字の看板がステキ。日本もすればいいのに。
空いてるみたいだったよ。韓国伝統茶のカフェも何軒もあるしね・・・

その伝統茶が飲めるお店にも行く予定だったのだけど、小腹も空いていたので、つい食事もできるお店に入ってしまった。路地にあったお店でなんて名前かよく見てません。はい。いつもこんな調子です。(照)
そこで、ペプシと海鮮チヂミを頂く。
ここでもあたりまえのようにミッパンチャン(小皿に盛られた副菜)が出てくる。ハッキリ言ってうまいし、それだけでお腹が満足してしまう。
しかしここのお店。
高いメニューには日本語(カタカナ)がふってあるのに、安いメニューはハングル文字のままだった。そんなロコツにしなくってもー。ま、いいけどね。
 
でも、最初3000ウォン(300円)のそうめんをオーダーしたのに、あとから「15000ウォンの麺しかない。(ジェスチャー)」て言ってきたのには、まいったけど。 その場で口には出さなかったが、わたしと妹は内心《んなバカなことあるかいな!日本人だと思って高いのを薦めてるんだ! へんっ! そうはイカのキンた・・ もごもご。(自粛中)》 で、即、麺をやめ、ハングル文字で書かれていたメニューを指さし「これはなんだ?」 「(店員)それはチヂミです。」 「んじゃ、これをくれ!これでいい!これがいいんだ!」 「(店員)は、はい。」 なフインキでチヂミをオーダーしたのでした。(日本語通じなくてもなんとかなるのが観光地)グエーってくらいお腹いっぱいになってたしか二人で1000円以内。よしよし。
帰り際、男子店員がきて、「マッシソヨ?」「キミたち○○人?」みたいに言ってきたが、わたしと妹「マッシソヨ!」のあと思い切り「ニホンジン!」て答えてきたよ。強気でがんばれニホンジン!(笑

つか、わたしたちケチくさい?(爆) いやいや、シメるところはシメないとネ。


 2003/10/11 仁寺洞ウォッチング

   路地photo
(左)路地を歩いているとかすかに聞こえてくる、ニオイや音がまたいい感じなのだ。 
(中)この日の日中は暑くて、妹ちん 思わずTシャツです。
(右)わぁ〜!って思わずパチリのステキなお店。何やサンだったんだろう。カフェかなぁ。

地下道への階段では、ヒモで繋がった干し魚(「クルビ」=日本では「イシモチ」という魚らしい)を売ってるおばちゃん、道路脇で、焼き栗や焼き芋、山の幸を売ってるおじちゃん。 日用雑貨や古本、笑ってしまうくらいのバッタもんを売ってる人。あちこちでいろんな物売りを見かけたけど、フルーツ売りは目にもおいしくて、思わず追いかけながら写真とってしまった。そんな姉を妹は「よーやるよ。」と思っていただろな。

←ドラゴンフルーツもりもり。